「ドラムが上手くなりたい」人気のドラム体験レッスンレポート

ドラム体験レッスンの様子の画像

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吹田市江坂のソラミュージックサロンではドラム教室の無料体験レッスンを実施しています。
今回の体験者さんはドラムを二年習っていた中学生さん。引っ越しに伴ってドラム教室を探しておられ、ドラム体験レッスンにお申込み頂きました。

二年習っていたということですので、最初にスティックの持ち方や振り方、リズムパターンや曲を演奏してもらい、現在のドラム技術がどれくらいか、改善することで演奏が良くなる点はあるかを確認しました。


まず最初にスティックの持ち方を見せて頂いたところ、親指と人差し指でスティックをつまみ、他の指をつける持ち方をされていました。この持ち方は数十年前に一般的な形として広まったのですが、デメリットが多いことから最近では別の持ち方をするドラマーも多いです。

親指と人差し指でつまむこと自体はそれほど悪くはないのですが、親指の側面と人差し指との間が密着したり、人差し指がスティックを巻き込む形になるとスティックの動きに大きな制限がかかりナチュラルな演奏ができなくなります。

改善策の一つとして行ったのがスティックを持つときに中指を活用し、人差し指はほんの少し軽く伸ばしてスティックを巻き込まないこと。これによりスティックを持つ支点を親指と人差し指に集中させることなく、リラックスした持ち方ができます。

リラックスした持ち方はナチュラルな演奏に繋がり、ドラムサウンドも良くなって疲れにくくなりますし、遠心力を活かしたストロークができるようになります。

スティックの持ち方は癖がつきやすく変えるのはなかなか大変なのですが、比較的すぐに修正ができてとてもよい持ち方とストロークができるようになりました!


次にリズムパターンや曲を演奏してもらい、フォームや音の出し方、身体のバランス、音符休符のコントロールなど総合的にチェックしていきます。演奏して頂いたところ、改善点がすぐに見つかりました。

まず椅子の高さと座る位置。実はドラム演奏において椅子にどう座るかは重要ポイント。現在は椅子に深く腰掛けて演奏されていますが、本来は椅子の前側に座る必要があるので、座る位置から修正しています。

ドラム椅子の高さや座る際のポイントを以下にまとめます。

1.膝が軽く下がる程度の高さに設定する(体重を前に落としやすくなる)

2.座面の前半分に座る(後ろに座ると重心が後ろになり足に重みがかからないので、椅子の前側に座り体重を前に落としやすくする)

3.かかとを上げてペダルを踏みこんだ状態にし、上半身で軽く前傾姿勢を取る(体の重みをペダルを踏み込んでいる足の部分に集中させてパワーを溜める)

4.前傾しせいのままペダルを踏みこみ、遠心力を最大限に利用する(上記までで溜めた体の重みをパワーに変えて太く大きな音を出す)

このように、1~4までをすべて満たすことで力を入れずに太く大きなバスドラムのサウンドが出せるようになります。女性や小さなお子さんでもこの踏み方をすると、気持ち良くバスドラムが鳴ってくれます。

ではなぜ太く大きなバスドラムの音を出す必要があるのか?ですが、これは人間の耳の特性に関係します。人間は低音が大きく、高音が小さいバランスで聴こえてくると安定した音と認識します。逆に高音が大きく、低音が小さいと不安定に聞こえてしまうんですね。

音を認識する際のこういった特性があるので、バスドラムをしっかり鳴らし、ハイハットをバスドラムより小さめに鳴らすことで引き締まったタイトなリズムが演奏できるようになります。同じリズムパターンを演奏していても、ハイハットを大きくバスドラムを小さく叩くと不安定に聴こえたり、なんだか下手に聴こえますので一度試してみてください。音量バランスの大事さがわかってもらえると思います。

ドラムの演奏自体がなんだか引き締まっていなかったり、不安的に聴こえてしまうのを改善するには、実は椅子の高さや座る位置だった、ということも良くあります。上記のフォームを取ることでバスドラムだけでなくスティックにもしっかりと腕の重みを乗せることができますので、ドラムサウンド全体が引き締まって上手く聴こえることに繋がります。

体験レッスンではこういった説明と実際に椅子の高さや座る位置の調整、ペダルの踏み方、体重の乗せ方を実践してもらい、演奏とサウンドへの影響を体感してもらいました。

体験の最初に演奏して頂いたリズムパターンや曲を、椅子の座り方や姿勢を調整してもう一度演奏してもらいました。すると同じ内容を演奏しているのにドラム全体の演奏クオリティがぐっと上がり、体験者さんご自身にもその違いを感じて頂けました。

体験後はスクールシステムのご案内を行い、早速レッスンスタートとなりました。これからドラムをもっともっと楽しく、かっこよく演奏していきましょう!


皆さんもドラムの楽しさや奥深さを体感してみませんか?ドラムが初めての方はドラムを思いっきり叩く楽しさや、自分自身でリズムを生み出す面白さを。経験者の方はご自身の演奏がどのようにグレードアップしていくかを実感してみてくださいね。

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