ドラムは社会人の趣味に超おすすめ!忙しくても初心者でも楽しく続けるコツ

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日々のお仕事の合間に「何か趣味を持ちたいな」、「没頭できることをはじめたいな」とお考えの社会人の方もいらっしゃるのではないでしょうか。新入社員から数年を経てお仕事に余裕がでてきた方や、40代~50代以上の方ではお子様が手を離れて時間に余裕ができたり、将来ずっと続けられる趣味をはじめたいという方からのお問い合わせが増えています。
そんな方にドラムがおすすめです!ドラムは楽器の中でも始めやすさNo.1だと思います。また、ドラム教室に行けばドラムがありますので、楽器を買う必要もありません。最初はスティックだけではじめられるのもドラムの魅力ですね。
今回は社会人の方がドラムを新しい趣味としてはじめるにあたり、どんなメリットがあるのか、どんな素敵な音楽ライフが待っているのか、また、忙しくても楽しく続けられるコツについても書いていきますので、最後までお読み頂けると幸いです。
なぜいま、ドラムが社会人の趣味として注目されているのか?
社会人になると、仕事や家庭などの責任が増え、日々の生活に追われてしまいがちです。そんな中で自分のための時間や趣味を持つことにハードルを感じる方もおられるのではないでしょうか。しかし、ドラムはそんな忙しい社会人にこそおすすめの趣味です!その理由のいくつかをご紹介します。
ストレス発散やリフレッシュに最適
ドラムはスティックを使ってタイコやシンバルを大きな音で叩きます。普段の生活ではありえない強さで叩いて、大きな音を体全体で感じながら演奏する気持ちよさは別格です。その爽快感から日々のストレスを効果的に発散し、心身のリフレッシュにつながります。
実際にドラムをはじめられた社会人の生徒様からは「仕事のストレスが軽減された」「ドラムを叩くことで気分転換ができるようになった」という声も多くお聞きします。
運動不足の解消
ドラムは体全体を使って演奏します。腕や足を大きく動かすことは様々な関節を稼働させることになり、間接に付随する様々な筋肉も動かすことになります。両手両足を自由に動かすために体幹も強くなり、練習にしっかり取り組めば腕、足、背中の筋肉が引き締まってきます。もちろんハードな筋トレではありませんので、ムキムキにはなりませんが、普段運動をされていない方には運動不足の解消につながります。
一人でもバンドでも楽しめる自由度
ドラムは一人での演奏はもちろん、バンドでの仲間と一緒に演奏することも楽しめます。音楽を通じて新たな人間関係やコミュニティが広がります。社会人になると職場やお子様を通じた親同士の繋がりがメインとなり、新たなつながりを持つことが少なくなりますが、ドラムを通じて音楽という共通の趣味を持つ仲間と出会うことができます。
ドラムは楽器未経験でもはじめやすい楽器No.1
ドラムは叩けば音が出るため、楽器未経験の方でもはじめやすい楽器です。当サロンでも色々な楽器の体験レッスンを行っていますが、簡単なリズムパターンを叩いたり、簡単な曲に合わせて演奏するということが楽器未経験の方の初回の体験レッスンでも実現します。
ドラムは「リズム感が無いと演奏できないんでしょ?」や、「手足四本をバラバラに動かすなんて無理!」といった印象を持たれがちですが、そういった印象と実際は違うところが沢山あります。
あなたもリズム感を持っている!
楽器をはじめる場合、特にドラムに対してはリズム感がないと演奏できないという印象を持たれている方が多いです。ドラムレッスンを25年以上に渡り行ってきた筆者の経験からになりますが、リズム感が無い方はほぼおられません。99.9%の方が基本的なリズム感をもっておられますし、ドラムをはじめるには基本的なリズム感があればまったく問題ありません。
また、リズム感がないのとリズムの取り方がわからないのは別物です。あなたが曲に合わせて手拍子ができたり、人が手拍子を叩いているのに合わせて手拍子できれば、あなたはリズム感は確実に持っていますので安心してくださいね。
叩けば音が出るから挫折しにくい
ドラムは叩けば音が出るシンプルな楽器です。音を出す最初の一歩を踏み出すのにハードルがなく、始めた瞬間から楽器を演奏する楽しさを実感できるのが大きな魅力です。音がすぐに出せるので、すぐにリズムパターンに取り組めますし、シンプルなリズムを叩くだけでもストレス発散や爽快感が感じられてモチベーションを維持しやすいです。
また、ドラムは両手両足を使うので混乱しそうという声もよく挙がりますが、最初は左足をほぼ使いませんし、同じ動きを続けるシンプルなリズムからスタートします。リズムパターンも「こう考えると叩きやすくなる」というコツがありますので、最初から行き詰ることはありませんし、どんどん成長していける楽器です。
楽譜が読めなくてもはじめられる
ドラムは楽譜を読めなくても演奏できる楽器です。もちろん楽譜を読めるとメリットが沢山ありますので読めるに越したことはありません。ですが最初はドラムを叩くことも初めてなのに楽譜まで一緒に読んで演奏するとなると大変ですよね。楽譜はある程度演奏できるようになるのに合わせて徐々に覚えていくのがおすすめです。
感覚的に楽しめるからモチベが続く
ドラムは体全体を使ってリズムを刻むので、身体的にも楽しく、感覚的な満足感が得られます。頭を使い続けるお仕事で疲れがたまっていく方には、身体を動かして音楽を楽しむだけでも身体的、精神的なリフレッシュになります。
最初から曲を演奏する楽しさが味わえる
ドラムはバンドの中で土台を作る楽器です。曲によってはドラムは一つだけのリズムパターンを演奏する場合もあります。ドラムをはじめた最初の頃は、曲に合わせてリズムパターンを叩いてみると、驚くほど曲っぽく演奏している感覚を得られます。この「曲を演奏している実感」が得られることが、初心者さんでもすぐにドラムを楽しめる大きなポイントです。

社会人がドラムをはじめるときによくある悩みと不安
ドラムを趣味としてはじめる社会人の方々が抱える悩みや不安の多くは共通しているものがあります。「忙しい中で続けられるのか」「自分にもできるのか」といった心配や不安は、ちょっとした工夫で逆に楽しさに変えることもできます。
練習時間が取れるか不安
仕事や家庭の都合で練習時間を確保するのが難しくならないか?と不安に感じるかたもおられると思います。忙しい日々の中で「ドラムをせっかくはじめたのに続けられなくなるのでは?」と不安になるのもよくわかります。しかしドラムは演奏するだけでなく、日々の生活の中にもトレーニングできるチャンスが沢山あります。
例えば
・通勤時など音楽を聴く際にドラムの音に集中してみる
・電車の移動時間に指先だけでリズムを演奏する
・歩いている時に、一歩の間にリズムを感じる
など、普段の生活にドラムやリズムを感じるチャンスは沢山あります。これらは小さな積み重ねですが、小さな積み重ねを続けることで「今まで聞こえなかったドラムの音が聞こえる」「沢山の楽器の音が聞き分けられる」「リズムに乗るのが上手くなる」という効果が見込めます。
ドラムに向かって演奏する時間以外でも音楽やリズムの感覚は色んな場面でトレーニングできますし、それが新たな音楽の楽しみ方の発見にもつながりますので、ぜひ楽しみながら取り入れてみてくださいね。
自宅での練習はどうしたらいい?
自宅での練習には、練習パッドや電子ドラムが向いています。練習パッドは種類により静穏性や打感が様々ありますので、住環境に合わせて楽器店スタッフに相談したり、WEBのレビューを見て選ぶと良いでしょう。ドラム教室に通う場合はドラム講師に相談すると、あなたの住環境に最適な練習パッドを教えてくれるでしょう。
また、電子ドラムを自宅に設置される方も多いです。電子ドラムは生ドラムに比べて圧倒的に音量や振動は少ないですが、それでも電子ドラムを叩く打撃音や振動は発生し、購入したものの苦情で電子ドラムを使うことをあきらめた話もよくありました。
しかし2024年10月に電子ドラム最大手のRolandからこれまでと段違いの静粛性を誇る電子ドラムが発売されました。この電子ドラムであればこれまで電子ドラムをあきらめていた方でも検討に値すると思います。
Roland VQD106
https://www.roland.com/jp/products/vqd106/
ドラムをはじめるのに必要なアイテムは?
ドラム教室・音楽教室に習いに行く場合はスティックがあれば問題ありませんが、ドラム初心者さん向けのスタートガイドの記事と、スティックの種類と選び方の記事がありますので、ぜひお読みください。


忙しい社会人でもドラムを楽しく続けられるコツ
仕事やプライベートに忙しい社会人の方が、新しい趣味としてドラムをはじめるとき「続けられるか不安」と感じるのは自然なことです。しかし実際には多くの社会人の方が、無理なくドラムを楽しみながら続けていらっしゃいます。楽しく続けるコツをご紹介します。
完璧を求め過ぎない
仕事ではなく、趣味ではじめるドラムはあなたが楽しむためのもの。最初からうまく叩けないのは当たり前ですし、思うように進まなくてもOKです。上達することだけを目標にするのではなく、「今日は叩けてスッキリしたな」とか「このフレーズ、前より形になってきたかも!?」といった小さな“気持ちの変化”や“楽しさ”に目を向けると、自然とモチベーション維持になります。音楽を通して新たな発見が日々起こってきますので、それだけでも趣味のドラムは有意義ではないでしょうか。
予定に“音楽”を入れる
「時間が空いたらやろう」では、ついつい後回しになりがち。そこでおすすめなのがスケジュールに“音楽の時間”を入れ込むことです。「〇曜日は30分だけ練習」「この日はスタジオで練習」と、予定として組み込むと継続しやすくなりますし、後回しになりにくくなります。
練習は短時間×高頻度がカギ
まとまった時間が取れなくて1日の練習が10~15分でも頻度を多くすることでしっかり上達します。例えば朝のルーティンに練習パッドを10分だけ叩くとか、YouTubeなどSNSを見る前に10分だけ練習するなどでもOK。休日の出かける前にスタジオに寄って練習するなど、日常のちょっとした時間を“ドラム時間”に変えていきましょう。
応援してもらえる環境をつくる
家族や友人に「ドラムをはじめたんだ」と話してみたり、SNSでドラムについての発信をするのも◎。誰かが応援してくれたり、「頑張る!」と宣言することで不思議と続ける力になります。ドラム教室や音楽教室で同じような社会人仲間と繋がることで、お互いに応援しあえる新しい関係性が広がったりもします。
バンドや音楽仲間と新しいコミュニティを
社会人になると、日々関わる人間関係が固定化されやすい傾向にあります。だからこそ、趣味を通じて出会える新しいコミュニティは、人生に予想以上の彩りをもたらしてくれます。音楽は「聴く」「演奏する」だけにとどまらず、あなたの世界をきっと広げてくれるでしょう。
音楽のつながりは年齢も立場も超える
バンドを組むと職業も年齢もバラバラな人たちと“音楽”というキーワードで繋がることができます。普段は出会えない職種の人たちともドラムをきっかけに仲間になれます。その多様性がドラムという趣味の世界の面白さです。特にドラムはバンドに欠かせない存在なので、「ドラムできる人いない?」と自然に声をかけられる機会が多く、コミュニティに入りやすいという強みもあります。
音を合わせる楽しさ
ドラムはもちろん一人で練習する時間も大事ですが、他の楽器と合わせて演奏する体験もまた格別です。「あ!今、みんなと演奏が合ってる!」と感じる瞬間は、思わずにっこりしてしまう高揚感があります。そんな小さな成功体験をみんなと共有することが、日々のストレスを癒してくれたり、自信を持てるきっかけになったりします。
大人だからこそバランスが取れる
中学生や高校生の頃のバンドは人間関係に悩まされることも多々ありますが、社会人になってからはじめるバンドは、お互いに大人なので人間関係のバランスも心地よい距離感でたもつことができます。プライベートな話しはしなくても楽しく過ごせますし、仮に「このバンドは自分に合わないな」と思った場合は、そのバンドから卒業してあらたなバンドを気楽に探せばよいだけ。きっとあなたに合った、楽しく過ごせる音楽仲間が見つかるでしょう。

「好きがある暮らし」は、人生をそっと支えてくれる
「好きなこと」「没頭できること」が一つあるだけで、生き方の軸がほんの少し、自分寄りに戻る感覚を持てることがあります。自分時間を音楽で彩ることで、わくわくした日々がおとずれるのではないでしょうか。
ドラムに向き合う時間は、自分に没頭する時間
スティックを握って、音に集中して、身体でダイナミックにリズムを刻む。そんな時間は、なかなか得られない“自分のためだけの時間”です。「今日は上手くできた」「リズムが合った」「いい音が出た」「楽しかった」そんな小さな喜びが、心をじんわり満たしてくれます。
楽しんでいる自分が、まわりにプラスの影響になる
趣味に没頭している人や、目標に向かって頑張る人って、どこか魅力的ではありませんか?ドラムという趣味を持つことで、自分自身が満たされていくと、仕事にも人間関係にもよいリズムが生まれます。気持ちに余裕ができたり、自信がついたり。職場や家庭とは別にサードプレイスを持つことで心に余裕ができ、結果的にまわりにもプラスの影響が広がることもあります。
まとめ
社会人として日々忙しくても、“好き”を暮らしの中に取り入れていきましょう。それが毎日をよりもっと楽しく過ごせるエネルギーになるでしょう。そしてドラムはその“好き”に最適な楽器です。
好きなことをはじめるのに年齢は関係ありません。「いつかやりたかった」を、今はじめませんか?
ソラミュージックサロンではドラム教室を開講しており、社会人の方でも通いやすいおすすめポイントが沢山。
・大阪メトロ 御堂筋線 江坂駅から徒歩5分
・レッスンは最終23時まで
・レッスン日が自由に決められる
・レッスン日は前日まで振替OK
・忙しくて受けれなかった未消化のレッスンは三カ月まで持越しOK
・あなたのやりたい事や、目標を第一に、メソッドを講師がカスタマイズ
・レッスンでの課題曲はあなたの好きな曲から選曲
・オンラインレッスンにも対応
無料体験レッスンも行っていますので、全身を使ってドラムを演奏する楽しさをぜひ感じに来てくださいね!
この記事を書いた講師
野口 浩伸
幼少からピアノを始め、中学時にバンドでドラムを演奏したこときっかけに高校でもバンド活動を続ける。音楽専門学校へ入学し専門的な知識と技術を学びながら在学中に様々なジャンルの音楽に魅了されバンドのみならずサポートドラマーとしての活動も始める。卒業後と同時にプロ活動を開始、並行して音楽教室や専門学校、私立高等学校などでドラムレッスンを開始する。演奏活動の広がりに伴いパーカッショニストとしても演奏やレッスンを行う。自身のバンドやアーティストサポートではライブハウスからドームまで多くのステージを経験。レコーディングやPro Tools新製品デモンストレーションのプレーヤーを担当するなど、あらゆる音楽現場で得た知見をレッスンに活かしている。